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熱中症についてTBSテレビ「健康カプセル!ゲンキの時間」で特集していましたのでまとめてみました。(2017年8月6日放送)
熱中症といえば炎天下で発症するというイメージがありますよね。
でも室内でもなるんです。
事実、去年熱中症で緊急搬送された人の内、およそ4割が家の中で発症。その内65歳以上に限ると6割近くにもなるようです。
高齢者が多いですね。
熱中症で死亡した人の実に9割が室内でかかっているという事実もあります。
番組内では、熱中症の対策法を1から紹介いたします。
あなたは、熱中症に関してすでに知識もあると思いますが、今日は復習もかねて熱中症の対策法をご紹介いたします。
うなぎといえば夏のスタミナ食の定番ですが、どんな栄養素があるのかご存知ですか?
うなぎは、免疫力を高めるビタミンAの含有量は、食材の中でもトップクラス。
また、豊富に含まれるビタミンB1は、疲労回復効果もあります。
そのうなぎなんですが、うなぎを作っている厨房は、ハンパなく暑いところです。
うなぎやさんの厨房は、まさに灼熱地獄!
その厨房で働くご主人に熱中症の予防策を伺いました。
番組では、熱中症を測る黒球付熱中症計(気温、湿度、気流、輻射熱を組み合わせて暑さ指数(熱中症危険度)が測定できる)を使用して実際にこの厨房を測ってみました。
この熱中症計は、ほぼ安全から危険まで5段階ランプで表示されます。
実際に厨房を測ってみました。
すると、やはり危険のところにランプが点灯しました。ご主人は、この厨房にほぼ8時間入りっぱなしとのこと。
下着は、1日3回取り替えているそうです。
実際に過去に熱中症にもなったようです。
それからは、熱中症に気をつけるようになって対策として3つのことを行っているとのこと。
麦茶には、どんあ効果があるのでしょうか?
帝京大学医学部付属病院 究明救急センター 医学博士の三宅康史先生に伺ってみました。
麦茶は、水分だけでなく汗で失われたミネラルも補給できるとのこと。更にカフェインを含んでいないので、利尿作用がありません。
また、香り成分ピラジンには、水分を失って流れにくくなった血液をサラサラにしてくれる働きもあるそうです。
そのため、熱中症予防には最適な飲み物ということです。
冷蔵庫で冷やした保冷剤を首筋を冷やしているそうですが、冷やす位置にポイントがあります。首の前の少し脇のところ(両側)に太い静脈が流れているのでそこを冷やすと効果的とのこと。
太い静脈が身体の表面の近くを走っています。そこを冷やすと血液が冷えて、冷えた血液が身体の中に戻って行って身体全体を冷やすとのこと。
ぬか漬けを毎日食べて塩分を補給しているとのことです。
熱中症を予防するのに塩分を補給するのは基本ですが、ぬか漬けはそれだけではありません。
横浜私立大学付属病院消化器内科 医学博士 日暮琢磨先生が解説してくれます。
ぬか漬けにある乳酸菌の整腸作用がポイントとのこと。
整腸作用で熱中症予防?
え~何? どういうこと?と驚きますよね。
熱中症対策で重要な水分やミネラルは、小腸で吸収されます。そのため、腸内環境を良くしておくことは、それらの吸収効率を高めることにつながります。
また、腸の健康は体温調節をつかさどる自立神経や、免疫とも大きな関係があります。
ぬか漬けなどの発酵食品には、そうした超の機能を高めてくれる乳酸菌が豊富にふくまれています。
暑い夏を乗り切るには、ウナギと合わせて発酵食品で腸内環境を整えましょう。
しかし、麦茶を1日4ℓ? そんなに飲めますか?
厨房にいるから飲めるんじゃないって思ってしまいました。
ここで質問です。
人は、1時間で最大どれくらい汗をかくと思いますか?
帝京大学医学部付属病院の三宅康史先生に解説して頂きます。
何と最大で2ℓの汗をかくそうです。
ご主人がやっているように麦茶などは、常温で飲んだ方が胃腸にかける負担が少なくて済むようです。
屋内・室内でなる時の熱中症の特徴は、高齢者が多いようです。
また、野外や炎天下でなる場合は、短時間で熱中症になるようですが、屋内の場合は、数日かけて徐々に悪化するそうです。
高齢になると暑さを感じにくくなる。暑さを不快に思わなくなるのが熱中症になる大きな原因のようです。
暑さを感じにくくなるってどういうこと?
皮膚に暑さを感じる感覚器があるんですけど年齢を重ねるとともに感覚器が衰え暑さを感じにくくなるようです。
もう一つの大きな要因として高齢者と若者は、基礎代謝が違います。体が作り出している熱の量そのものが、若者は大量、高齢者は小量なんんです。
そのため、高齢者はあったかい環境の方がむしろ心地よいと感じてしまうようです。
高齢者の場合、汗の量が減ります。上半身は、若者と同じくらい汗をかくのですけど下半身は、汗の量が減ってくるという実態があります。
汗の量が若者と比べて少ないので体の冷やす機能が衰えている分熱中症になりやすいようです。
① 室内の熱中症で一番多い発症場所がリビングです。
温湿度計を室内に置いて温度と湿度を見えるようにしておく
(室温28℃湿度70%を超えるようであれば迷わずエアコンをつける)
② キッチンも危険です。
長い時間ガスを使う料理をすると熱量が増えて室温、湿度が高くなるとのこと。
例えば、パスタをゆでたり、お湯を煮立たせるのに長い時間火にかける日つゆがある料理の場合は注意が必要です。
大量に水蒸気が出るので湿度も上がり、温度も上がります。
③ 寝室も危険です。寝室もリビングの次に熱中症になるのが多いとのこと
寝室が3割あるようです。(寝ている間に熱中症になる)
原因の一つは、天井にあります。夜間は外の気温が下がるのですが、部屋の中、寝室の中は暑いままだったりするようです。
寝室が2階で屋根の直下だとすると、古い住宅には断熱材がほとんど使われていないので、太陽の熱が室内に入ってきやすくなるとのこと。そして天井も熱くしてしまう。
実際に天井の温度を測ってみると室温が28℃の時に天井は33℃もありました。5度も高くなっていたんですね。
断熱材が使われていない家では、昼間の熱を吸収して夜になると天井が放熱して室温が上がってしまうようです。
日中日差しが強かった日にはエアコンを賢く使うのがポイントです。
エアコンは、夜寝ている時は、つけっぱなしで寝た方が良いとのこと。
エアコンは、設定温度を高めにし、直接身体に当てないようにして朝までつけっぱなしが一番いいようです。
タイマーですとエアコンが切れた後に部屋の温度が上がり、夜中に目が覚めて質の良い睡眠が取れないようです。
夏場に睡眠がしっかりとれないと昼間がきついですよね。
是非、エアコンを使って質の良い睡眠を取るようにしてみませんか。
熱中症についてこちらにも関連記事を書いてます。
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