ほうれい線や目の周りのたるみ、しわ、年を重ねるごとに気になってきますよね。
主治医が見つかる診療所SP【医学の力で見た目スッキリ!プロジェクト始動】の放送の中で、ほうれい線やあごのライン、目のまわりのたるみ、しわをリンパを流すことによってスッキリさせる方法を紹介していました。
とても役に立ちそうだったので、その方法をまとめてみました。
(2017年7月3日 テレビ東京 で放送された内容です。)
番組内でリンパの流れを教えてくれる先生は、後藤学園付属 リンパ浮腫研究所の佐藤佳代子所長です。
ここは、東京医科大学病院や東京大学医学付属病院など25の医療機関と提携するリンパ専門の医療施設です。
そんな佐藤先生に顔をスッキリさせるリンパマッサージを教えて頂きましょう。
[ad#co-1]リンパの流れを知ると顔のたるみやほうれい線をスッキリさせることができるとのこと。
リンパを知ることにより、顔にどんなリンパ節があってどう流れているのかが分かると、家でいろいろ応用ができます。
そのために最初、顔以外のある部分をマッサージしなければなりません。
そのある部分とは、鎖骨の下にあるリンパの出口(静脈とつながっているところ)です。
顔のリンパ液は、首を通って鎖骨付近に流れているため、首のリンパ液を先に流すとその後の効果がアップするとのこと。
顔のマッサージをやる前に、準備として最初に首のリンパを流しましょう。
最初に、肩回しをすると先ほどのリンパの出口(鎖骨の下)の詰まりの流れがよくなり、リンパが流れやすくなるとのこと。
前に5回、後ろに5回、大きく回す。
ここをまず流しておいてあげないとリンパが流れにくいようです。
リンパ液の流れが滞ってしまうとむくみやたるみが引き起こされてしまうようです。
リンパの出口、鎖骨の上のくぼんだ部分を指の腹で回すようにマッサージする。
ポイント:力を入れないように柔らかくマッサージする。
力を入れて押すと、リンパ管が傷ついてしまう恐れがあります。
①2等分した下側半分(両側)を、手の指で回すように3回程度。
②続いて、上半分(両側)も回すように3回程度。
上半分のところから、鎖骨に向かって撫でおろす。
これで、リンパの流れをよくする準備ができました。
あなたもご一緒にやってみませんか
①人差し指、中指、薬指の3本の指をそろえて、なるべく同じ高さにする。
②中指がほうれい線(上の方から)に当たるようにのせて優しく回す。
(指でほうれい線を消すようなイメージで徐々に回しながら下げていく)
ポイント:指の高さをそろえ、押し込むのではなく、広い範囲を均等にマッサージすること。
「平らになれ~」っていう感じでマッサージするとよい。
指を回すときは、なるべく小さな円を描くようにおこなう。
円が大きいと皮膚が伸ばされて、逆にほうれい線の原因になる可能性がある。
先ほどの優しいいタッチで、ほうれい線の端まで回す感じで行う。
ポイント:1日に何回というよりも、思い出した時にやる。たくさん一度にやるよりは、小分けにやってあげる。
ゲストの大神さんは、先生に教えられて10日間毎日やったところ、メイクさんから「何か変えました? 大神さんちょっとハリがありません?」と言われたそうです。
①両手を使います。手を開いて、親指の付け根から親指の先まで、ここを全部あごにあてるような感じで、ゆっくりと優しく、真ん中から耳の方に手を移動していく。
耳に流していくというより、なであげるというよりは(あごの下の)この場所にリンパ節がある。ちょっとずつ刺激を与えながら、ゆっくりと耳たぶのところで止まる。
【リンパ節:リンパ節は、リンパ管のところどころにあり、そらまめに似た丸い形をしています、】
ポイント:親指全体を使う。あごを下から上へやさしくなでながらマッサージする。
顔にクリームなど何もつけていないときに、ガタ、ガタ、ガタってなるのは強い状態です。
①目のまわりのリンパ管は、耳のリンパ管につながっている。そのためまず耳のリンパを流すことが重要なんです。
②耳の前と後ろにもリンパ節があります。人差し指と中指の間に耳を入れるような感じでフォークみたいにします。その状態で耳を下側から挟みます。(両手でそれぞれの耳を挟む)
耳を挟むように手を当てて、耳の前後にあるリンパをゆっくり3回程度回しながら刺激します。
③耳のリンパを流したら、いよいよ目のまわりへ。目のまわりの骨に指をのせてやさしくまわします。
まず目の下から始め、続いて目の上へ。小さな円を描くように指の腹で皮膚をマッサージ。これも3回程繰り返せば、OKです。
約5分のリンパマッサージを終えました。
リンパマッサージをしたゲストの大神さん。驚いたことに、たるんでいた目元は、マッサージ前とマッサージ後の写真を見比べると、まぶたが軽くなった印象です。目がぱっちりしています。
顔全体が引き締まり、若干顔色までよくなっているようすです。
時間のない方は、日常生活に取り入れる工夫をしてみましょう。
顔でしたら朝晩の洗顔や化粧水、乳液を付ける時に一緒にリンパマッサージを行い、習慣づけてしまう事が佐藤先生のおすすめです。
ここで、循環器内科の秋津先生から解説。
イメージとしては、首から上のリンパの流れは、少しあごを上げてナナメ上から顔にまっすぐシャワーを浴びた感じで流れる。これがほぼリンパの流れということです。
顔のリンパ液の流れは、顔にシャワーを浴びた時の流れとほぼ同じということです。
その様にリンパを流していくといいようで。
このように解説して頂くとイメージしやすいですよね。
普段なかなか忙しくて、リンパマッサージをやる時間もなかなか取れないと思いますが、洗顔の時とか、日常生活の一部として取り入れ、習慣にしてしまうといいかもしれませんね。
あなたもこのリンパマッサージをやって、顔をスッキリさせてみませんか?
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