プロが教えるリンパの流し方で10歳若返る!【これだけでOK】

老化を遅らせる

テレビの「主治医が見つかる診療所」で放送していた【リンパを上手に流して10歳若返るぞSP】でやっていた内容を見逃した方へ

主な内容をまとめてみました。

2017年4月24日 テレビ東京で放送されました。

リンパを上手に流すと

① 肌のカサカサを防いで肌が美しくなる。

➁ たるんだ体をスッキリさせシャープになる。

③ 免疫力までアップして病気になりにくい身体を作る。

これらを、「リンパを上手に流すことによって一度にかなえられます」という内容です。

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リンパマッサージ

リンパマッサージって街でよく見かけたり、よく耳にしますが、たくさん情報がありすぎて、本当に効果的な方法はどうすればいいの?という人が多いんじゃないでしょうか?

今回ご紹介するリンパマッサージは、街で受けられるようなマッサージとか美容のマッサージとはちょっと違います。

実際に医療現場で行われているリンパの流し方

■ ポイントは、一人で簡単にできるリンパマッサージです。

■ 普段から実践すれば、見た目も若々しくなるし、風邪もひかなくなる、体の中も若返ります。

見た目を若々しくするリンパの流し方

リンパ浮腫研究所(東京都新宿区)の佐藤佳代子所長が教えてくれます。

リンパ浮腫研究所は、東京医科歯科大学病院や東京大学医学部付属病院など25の医療機関と提携するリンパ専門の施設です。

所長の佐藤さん、リンパの先進国ドイツに留学し、リンパ疾患の専門病院で研修し、ドイツ医療マッサージ師国家資格を取得しています。

リンパマッサージのプロです。

リンパの医療現場で行われているリンパマッサージをいち早く日本に導入し、これまで5千人以上に施術してきた方です。

1.素人でも簡単にできるリンパドレナージという方法

リンパドレナージ

皮膚のすぐ下にリンパ管があります。それを手でやさしく触れてリンパを流してやる方法です。

あくまでも手でやさしくです。

今回番組で、このリンパマッサージを体験する人は、ゲストの東尾理子さんです。

リンパマッサージをする前、東尾さんの両足の太もも、ふくらはぎ、足首の3か所の長さを計測して、リンパマッサージを行う前と後で変化があるかどうかを調べました。

足が細くなるリンパの流し方

■医療機関のリンパの流し方(大切なポイント)

■むくんでいる所に一番最初に手を当てたくなるところですが、そうではなくリンパは、最終的に鎖骨の首の奥の静脈に入って行くので、出口(ゴール)から先にケアするのがコツだそうです。

リンパ管は手や足の先まで全身にはりめぐらされ、その中をリンパ液という液体が流れています。

全身を流れるリンパ液は、老廃物を集めながら、最終的に鎖骨のあたりで静脈に合流します。

最初に鎖骨まわりから始めます。(先にリンパ液の出口の詰まりを解消して、リンパ液が流れやすい状況にしておくようです。)

①鎖骨が動くように肩を大きく前に5回後ろに5回、計10回まわします。できるだけ大きく動かすと鎖骨も大きく動くので効果的です。

これをやった直後、東尾さんの体に早くも変化がありました。体がポカポカしてきたとの事。

➁次に、足のリンパを流します。楽な姿勢で片足を伸ばして座ります。もう片方の足は曲げても伸ばしてもOKだそうです。

最初は、足の付け根から始めますが、ここでもう一つのポイントがあります。グッグッと手で押し込めるのではなく、体の形なりに手をフワッと置いた感じ。包んでいる感じです。

食器を洗う時のボコボコのついたスポンジの先が平らになるくらいの圧です。

リンパ管は、力を入れると傷ついてしまう可能性があるので、あくまでもやさしく。足の付け根に両手を重ねて、手の先でなでるように5回まわす。

次にリンパ管が多い太ももの内側部分を流します。足の付け根からヒザまでの間を3等分、付け根、付け根とヒザの中間、ヒザという順番に両手をあて1か所につき3回程度なでるようにまわします。足の付け根からヒザの方に順番に行います。あくまでも優しくなでるように。

ヒザまで来たら足の付け根へ向けて両手で皮膚の上を滑らせるように流します。

③太ももが終わったら、ふくらはぎです。ふくらはぎの裏側は、リンパ管が多く通っています。

太ももの時と同じように、ふくらはぎの一番太いところから足首までを3等分して、ふくらはぎの一番太いところから足首の方へ同じようにリンパ液を流していきます。

両手を合わせ円を描くように3回程度まわし徐々足首の方へ下げて行きます。

さすっている感じで行います。

最後は、つま先から足の付け根に向かってなでます。これで片足は終了。

もう片方の足もやり方は、同じです。

足の付け根→太もも内側→ふくらはぎの順に行います。

■リンパ液の出口である鎖骨に近い方から順番にリンパの渋滞を改善していくのが、足をスッキリ細くし、若々しく変えるコツなんです。 これで終わりです。

■これが毎日の生活の中に入ってくるとだんだん変わってくるのが実感できるそうです。

ここまでおよそ10分。足をゆっくりなでただけ。これだけで本当に変化があるのでしょうか?

東尾理子さんのリンパ液を流す前と流す後で足の太さを比べてみました。

太もも  (右)  -1.0cm (左) -1.3cm

ふくらはぎ(右)  -1.2cm (左) -1.1cm

足首   (右) -0.8cm (左) -0.5cm

10分リンパ液を流すだけで、両足の太もも、ふくらはぎ、足首が細くなりました。むくみが取れたようです。

これだったらテレビを見ながらでもできますよね。たっぷりを1回やるよりも、ちょこちょこやった方がいいようです。

顔のむくみやたるみを改善するリンパの流し方

■小顔にするリンパの流し方(およそ3分)

鎖骨のくぼみ(中側)のところに指全体がフィットするような感じで

①右手の中指と薬指を左側の鎖骨のくぼみにあてます。

➁続いて左手の中指とくする指を右側の鎖骨のくぼみにあてます。

③くぼみの中をなでるように5回程度まわします。

(へこんだ所にちょうど指をいれればいいと思います。)

④今度は、首の付け根と耳の間を2等分して上側、下側と2つのゾーンに分けます。同じように手をクロスさせた状態で、2等分した下側を人差し指、中指、薬指の3本で3回程度ゆっくりとまわします。(クロスがやりにくいようでしたら片方づつでも大丈夫です)

⑤首の付け根の方が終わったら、首の上側に3本の指をあて同じように3回程度ゆっくりとまわします。

⑥これが終わったら耳たぶの下に3本の指をあて鎖骨へ向けてやさしくリンパを流していきましょう。

⑦今度は、人差し指と中指でフォークのように耳をはさみ両手で大きく顔を包みます。(これは手をクロスさせません)そして手の平全体撫でるように3回ゆっくりと耳の後ろの方向けてにまわしてください。そうすると顔の皮膚も一緒に動いてくれますね。

⑧最後に鎖骨へ向けて優しくさすり、リンパ液を流してください。これを3回程度繰り返したら終了です。

リンパを流すタイミングは

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■顔だったら、朝、晩、洗顔、化粧水、乳液を塗る時に一緒にやったり、足もお風呂に入る時に、ボディソープの泡でなで洗いをすると滑りやすく、時間短縮にもなりますので、無理なく続けられるようです。

■リンパを流すとなぜ顔や足がスッキリ若々しくなるんでしょうか?

リンパの役割は、2つあります。

①むくみの(解消の)リンパマッサージのリンパ

➁子供が熱を出した時に腫れる。あれもリンパです。

でも、基本もとは一緒です。だから美容にもつながるし体の免疫、健康にもつながります。

 

東尾理子さんが体験されたように、リンパを流すことによって身体が暖かくなってきたのは、むくみが取れると同時に血のめぐりも良くなる。

■手足のリンパが流れると、皮膚の健康が良くなって、血のめぐりが良くなって見た目も若々しくなるということのようです。

もう一つのリンパの役目

信州大学医学部 特任教授 リンパ学の大橋俊夫先生の解説です。

■病気などの疫病神から我々を守ってくれるリンパ球、それが(リンパ液と)一緒に流れて全身をめぐってくれるってことが、体の抵抗力をつけて、健康な体を作るというものすごく大事な役割をしています。

■リンパを流すと風邪になりにくくなったり、腹痛予防や様々な体の不調も改善できるといいます。

病気になりにくい体になるリンパの流し方

信州大学医学部の大橋俊夫先生の解説です。

リンパ管は顔や、手や足、お腹の壁など全身に張り巡らされています。

最近の研究では、健康な体を作って尚且つ若々しい体を保つためにリンパがとても大事な働きをしているという事がわかってきました。

リンパ管の途中にある「リンパ節」という丸く膨らんだ部分にリンパ液がたくさん溜まっています。

風邪などの感染症になると体の中に細菌やウィルスが入り込み、リンパ液を使って全身へと広がって行きます。その流れを食い止める働きをするのがリンパ節の部分です。

リンパ節の中には、細菌やウィルスと戦ってやっつけてくれるリンパ球(免疫細胞)が沢山溜まっています。

このリンパ節にたどり着いた最近やウィルスが全身に広がって行くのをここで食い止めてくれるんです。

主なリンパ節は、鎖骨、脇の下、耳、ひじ、ヒザ、足の付け根と全身に600か所ほどあります。

細菌やウィルスがない時はリンパ節の中のリンパ球を全身に送って、免疫力を高める働きをしています。

全身のリンパ液を流すことによって、病気になりにくい体になることができるそうです。

血液とリンパ液は流れる速さが違う

秋津医院 院長 循環気内科 秋津壽男医師の解説です。

心臓を出た血液は、約40秒で体を一周しますが、リンパ管には心臓のようなものがないためリンパ液は、足の先から鎖骨まで戻るのに約1日かかってしまいます。

リンパ液はちょっとした体の不調で流れが悪くなってしまいがちなんだそうです。

リンパって大事なんですね。

リンパは、自分の力では流れないそうです。静脈は横になって寝てても血液がちゃんと心臓に帰って行きますが、リンパ液は、寝て全身の力を抜いている状態だとほとんど動かないということだそうです。

つまり、マカロニに水が入っている状態です。優しく押してあげてるだけで水分が動く。手首とかひじとかヒザとか硬い関節の部分はリンパが越えづらいとのこと。先ほどやったように越えるようにやさしく動かしてあげることがコツです。

リンパについては知らない事ばかりでしたね。

でも、これからはリンパを優しく手で流す「リンパドレナージ」をやって、見た目も若々しく、免疫力もアップさせて10歳若返ってみてはいかがでしょうか。

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