年齢を重ねて来るとどうしても気になるのが顔、首筋のしわですよね。
しわだけでなく、皮膚のたるみも気になって来ます。
しわを予防するためにいい方法はないかと調べていたら、テレビでしわにならないための予防について特集していましたのでまとめてみました。
TBSテレビ「この差って何ですか?」2017年9月5日放送よりまとめてみました。
60歳を過ぎてもしわの多い人、しわの少ない人がいます。この差って何でしょう?
顔に出来るしわの主な原因は、紫外線です。
皮膚は、表皮と真皮、皮下組織の3層構造になっており、通常真皮にあるたんぱく質のコラーゲンが網の目状に張り巡らせていることによって表皮を支え、ハリのあるお肌を保っています。
しかし、紫外線を浴び続けると網の目のコラーゲンがこわれて表皮を支えきれなくなってしまいます。
その結果、表皮にへこみができ、それがしわになってしまいます。
一般的に60歳を過ぎるとしわが増えてしまいますが、中には驚くほどしわの少ない人がいますよね。
番組では、しわが少ない60歳前後の一般女性50人に集まってもらい、しわを作らないために普段どんなことをしているかを調査しました。
まず、集まってもらった皆さんに紫外線対策の事を聞いてみました。
ブログタイトルのメンズではなく女性の方の意見ですが、紫外線対策の知識として知っておいた方がいいかもしれません。
[ad#co-1]しわにならないための日傘は
普段使っている日傘は、黒い日傘?白い日傘?どっちですかという質問に対して、黒い日傘を使っている人は50人中27人、白い日傘を使っている人は16人でした。
いったいどちらが紫外線対策に効果が高いのでしょう?
正解は、黒い日傘です。
黒は、紫外線を吸収するので紫外線対策の効果が高いのだそうです。日傘の中でも外側が白でも内側が黒い日傘を使っている人もいました。
実は、特に重要なのは、内側の色です。内側が白だと地面からの照り返しの紫外線を跳ね返してしまうため、顔に紫外線が当たってしまうようです。
しかし、日傘の内側が黒だと紫外線を吸収するため、顔に当たりづらくなるとのこと。
ここから、紫外線対策についてお茶の水健康長寿クリニック院長 白澤卓二先生に解説して頂きましょう。
しわにならないための洗顔は
[ad#co-2]洗う温度は?
しわが少ない60歳前後の一般女性50人に洗顔について聞きました。
朝の洗顔方法について聞いてみました。
①熱いお湯で洗う
②ぬるま湯で洗う
③水で洗う
どの洗顔方法が一番多かったのでしょうか?
結果は、②のぬるま湯で洗うでした。
実は、この温度が重要で朝の洗顔は、夜に塗ったナイトクリームや化粧品の油分、夜中に分泌される皮脂汚れなどを洗い流すのが主な役目ですが、皮脂が解ける温度は、30℃以上です。
そのため、約30℃~32℃のぬるま湯で洗顔することが一番いい状態を保つことができるようです。
洗顔する時に水だけだと十分に落ちないとの事です。そのため、拭きで物の原因になったり、かゆみの原因になったりするようです。
それだったら、32℃より熱いお湯で洗ったらどうなるかと言えば、皮脂は落ちるんですが、落ちすぎると肌のバリア(保湿)機能が低下し乾燥してしまうようです。
しわにならないための洗顔のこだわり
しわが少ない60歳前後の一般女性50人に洗顔について聞きました。
1.洗顔の時に洗い流すときは、シャワーを使わず手でかける。
■シャワーの水圧で皮膚がダメージを受ける。結構デリケートな話ですが、シャワーだけでも皮膚のバリア(保湿)機能にダメージを受ける。
2.お風呂では、乾燥を防ぐために最後に洗顔する。
■洗顔をするとバリア(保湿)機能が無くなるので最初に洗顔をしてしまうと、お風呂に入っている間に肌にダメージを与えてしまう。
3.お風呂から上がって保湿まで3分以内。
■お風呂に入ることによってバリア機能が下がっているので、速やかに保湿をした方がいい。だから3分以内に保湿をしている人が多いようです。
■お風呂から出た直後の毛穴が開いている時に、まだ開いている状態の時に化粧水を使うと肌に十分に浸透していく。
日頃から、小さなことですが、肌にいいとされていることを毎日毎日積み重ねて、結果、肌がプルンプルンでしわが少なくなっているようです。
やはり、毎日の積み重ねって大事なんですね。
関連記事:しわにならないための予防はどうする?-②
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