鯖の缶詰は、テレビの番組で取り上げられたり雑誌で特集されたりして今人気がある食材です。
以前から鯖缶の売り場を気にしていたのですが、最近鯖缶の水煮缶が良く売れていて棚に補充されてもすぐに売れてしまい売り場に少なくなっていることが多くなりました。
鯖缶の人気は、なんと言ってもいつでもどこでも手軽に鯖の栄養を摂れることです。
鯖缶の栄養はすごい【驚きの栄養とは】
鯖の缶詰の栄養の中でもDHA、EPAが注目されています。
【DHA】は、ドコサヘキサエン酸の略です。
高度不飽和脂肪酸とも呼ばれており、主にカツオ、イワシなどの青魚、マグロなどにも多く含まれます。
DHAは、体内で充分に作ることができませんが、摂取することによって記憶力や集中力の維持、リラックスに役立つとされています。
一言で言うと頭が良くなる成分とされています。
普段の食事で肉とか野菜中心の人は、不足になりがちな栄養分です。
【EPA】は、エイコサペンタエン酸の略です。
不飽和脂肪酸とも呼ばれており青魚のイワシや鯖などに多く含まれます。こちらも体内で充分に作ることができません。
EPAは、血管の動脈硬化の改善をして血液をサラサラにする効果を持っています。又、中性脂肪を減少する効果が強いとも言われています。
中性脂肪が高いと高脂血症や血栓症、高血圧などさまざまな疾病の原因になるとも言われています。
[ad#co-2]鯖缶は、生で食べるより缶詰の方が栄養価が高い?
下の表は、鯖を生で食べた場合と缶詰で食べた場合の栄養価の比較です。
カルシウム | ビタmンD | DHA | EPA | |
サバ(生) | 6mg | 5.1g | 970mg | 690mg |
サバ缶(水煮) | 260mg | 11mg | 1300mg | 930mg |
日本食品成分表(2015年版)より
表を見て頂くと鯖を生で食べるよりサバ缶にして食べた方が栄養価が高いことがわかりますね。
DHA,EPAも生の鯖をそのまま食べるより缶詰の方が高くなっています。
カルシウムは、約43倍、ビタミン約2倍、DHA約1.3倍、EPA約1.3倍になっています。
カルシウムは、缶詰だと骨まで食べられるので高くなっています。
普段の食生活でDHA,EPAはなかなか摂取することが少ないのですが、鯖缶を食べることによって簡単に摂取できます。
缶詰のいいところは加熱調理してから缶に詰めるのではなく、魚を生の状態で缶に詰めて加熱してから、そのまま密封するので、魚の栄養素ほとんどそのままの状態です。
値段も1缶100円~400円位で購入できます。100円台の鯖缶でも十分におかずになりますし健康食にもってこいですよね。
若いうちはいいのですが、40代、50代になってくるとお腹まわりに脂肪などが付いて気になってくる人もいますよね。
私も会社の健康診断で中性脂肪の値が引っかかっていました。
そのため3日に1回づつ鯖缶を食べるようにしたらその後の健康診断で中性脂肪の値が正常値に戻りました。
正常値に戻ったのは、他に思い当たることがないので鯖缶のおかげと思っています。
他の書き込みでもあったのですが、健康診断の1週間前から鯖缶を食べると血液検査の結果が劇的に改善されるそうです。
まあ一時的に数値が良くなってこれがいいのかどうかというのはありますが・・
DHAやEPAのサプリメントも人気で摂取している人もいると思いますが、サバ缶で摂取する方法も安くて含有量が多くていいですよ。
鯖缶のレシピ
鯖缶を味噌汁の具に使う事が良く知られています。
クックパッドより ⇒ サバ缶の味噌汁~ダシいらずの満足魚汁~ by yukacoconuts。
実際に食べてみると簡単に作れて美味しいです。
サンドイッチにしてもいいですよ。
①最初に、ゆで卵の黄身とサバ缶の身を器に入れてスプーンでざっくりと潰しておきます。
②ゆで卵の白身をサンドイッチ用にきざんだものを加えます。そこへマヨネーズ、塩、コショウでお好みの味付けにします。サンドイッチの具が出来上がります。ツナ風のサンドイッチのような感じに仕上がります。
【Twitterより】
さば缶を使った“オトナのポテサラ”「さばじゃがあえ」がくせになる https://t.co/w9WC5aOt8p pic.twitter.com/4pjb8Laqeh
— レタスクラブ (@lettuce__club) August 9, 2018
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